2011年12月2日金曜日

屋台の不思議

こんにちは、屋台課長です。

ここのところ屋台にまつわる課題などのバリカタな話題が多かったですが、
今回は少し離れて、屋台で不思議に思うことを紹介します。


私も少しずつ屋台に行っていますが、
どこに行こうかという屋台探しの中で、屋台を眺めながら不思議に思うのは、
隣り合った屋台が、片方はお客さんがぎゅうぎゅうの状態、
もう片方は全くお客さんがいない状態、というのをしばしば見かけることです。

しかし、それは人気・不人気というわけではなく、また別の日や時間帯に同じ屋台を見てみると、
いっぱいだった屋台の方は誰もおらず、誰もいなかった屋台がいっぱいになっている、
ということがあるのです。


そのことについてある屋台の大将に話を聞くと、
「お客さんにも流れがある」とおっしゃっていました。
しばらく誰もいなかったのに、1人入ってきた途端に次から次に入ってきて突然忙しくなったり、
逆にみんな同時に帰ってしまってそのまましばらく暇になったりということがあるようで、
これが、「流れが変わった」ということなのかもしれません。
(ちなみに、上手な大将は、流れを途切れさせないようにする、というのも聞いたことがあります。)


この「流れ」には色んな理由があるんだと思いますが、
常連の方は別として、「今日はどこに行こうかな」と屋台を物色している人にとっては、
誰もいないところには入りにくい、誰かいた方が話がはずむかも、
ということから、お客さんのいないところはお客さんが入りにくいのかもしれません。

逆にお客さん同士がみんなで盛り上がっていると、屋台の中がみんなでしばらく盛り上がり続けるから、
ずっといっぱいということになるのでしょうか。


きっと他にも理由は色々あると思いますが、
これも、大将やお客さんによって、その時々で雰囲気を変え、
しかも、普通のお店と違ってそれが外からすぐわかるというところから来る、
屋台の醍醐味なのかもしれませんね。


今回のバリカタ更新は以上です!