最近は、屋台に入った途端に、「あっ」と気づいていただくことが多いです。
さて、11月18日(金)に、第3回屋台との共生のあり方研究会が開催されました。
今回は、屋台営業者向けアンケート結果と、
行政として、前回研究会以降やってきたこと、できなかったことを整理して、
事務局から報告し、それを基に今回も活発なご議論をいただきました。
資料はこちらをご覧ください。
今回の研究会では特に屋台の「再配置」が議論になりました。
そこで、屋台の「再配置」とは一体何か、ということを、今回の更新ではご説明します。
平成8年の屋台問題研究会では、屋台の設置場所の基準についても議論がなされました。
そこでの議論を踏まえて、屋台指導要綱を策定し、その基準を定めました。
例えば、屋台を設置した場合の路幅を2m以上確保することや、
屋台が点字ブロックから0.6m以上離れていることなどです。
しかし、基準が設置された当時、すべての屋台がその基準を満たしていたわけではありません。
そこで、その場での屋台の改善などでは基準を満たせないような屋台について、
基準を満たせる場所への移転を計画しました。
この移転が、屋台の「再配置」です。
当時、基準を満たせないとされた屋台は66軒あり、
これまで市として、そのうちの23軒に対応、13軒が廃業し、
現在30軒の対象屋台が残っています。主な再配置対象の地区としては、長浜地区、冷泉地区、須崎地区です。
これらが残ってしまっている理由には色々とあると思いますが、
屋台の再配置先の住民や屋台営業者の理解を得るような場所を確保することが困難である、
ということが挙げられるかと思います。
今後の方向性については、更に研究会で議論していただければと思いますが、
再配置にあたっても、屋台営業者や行政でルール遵守など住民の方に理解されるような取組みを行い、
また、屋台の効用を改めて考えながら、今後の屋台のあり方を考えていく必要があります。
次回研究会は12月22日(木)を予定していますが、その中で、
そのような屋台の経済効果などの効用についても事務局から話ができればと思っています。
引き続き、研究会の活発な議論をご覧ください!
今回のバリカタ更新は以上です!